こじま富雄団地接骨院のブログ記事
2017 02/04 12:28
ある施設で肩が脱臼しているようなので、診てほしいとのお電話がありました。夜8時。診療を終えてお伺いすると、確かに左肩がおかしいです。右と比べても、あきらかに肩関節の隙間があり、専門的に言うと、肩峰と上腕骨の隙間が大きく、上腕骨頭が前へ移動している様に見えます。「肩関節烏口下脱臼」と思われます。私も整形外科勤務時代から、肩の脱臼はたくさん...
2017 01/31 18:30
また腹痛の治療です。先日は娘が・・。今度は息子が・・。朝、お腹が痛いと息子が起きてきました。学校へ行くまであまり時間がないので、簡単にお灸で10分治療。五臓六腑。東洋医学では、内臓が元気なら健康と考えます。特に子供は胃腸に症状が出ることが多いので、胃腸の調子を整えることで元気が出ます!脾虚証で治療。内関・公孫・中脘・関元。インフルエンザ...
2017 01/25 12:24
現存する中国最古の医学書と呼ばれている「黄帝内経」18巻のうち、9巻を「鍼経」・9巻を「素問」と呼んでいます。(現在の研究では「鍼経」は「霊枢」とされています。)「素問」には中国思想が書かれており、漢方医学のバイブルです。「素問」の基本概念は、私の大好きな考え方。「天人合一思想」つまり、人間と自然の調和です。人も自然の一部であり、自然と...
2017 01/20 18:11
打撲で皮下に血液が溜まっている場合、患者さんの希望により刺絡治療を施します。打撲すると血の滞り、つまり瘀血(おけつ)ができます。刺絡とはその「瘀血」を取り除く方法です。ちなみに、特別な理由等で、「早期回復が必要。」と言う患者さんのみを対象としております。全員に行っているわけではありません。主旨と手技をご説明した上で、患者さんが希望されれ...
2017 01/15 23:03
近畿地方を最強寒波が襲っておりますが、経絡治療学会の定例会です。今回のテーマは「肝虚証」「肝虚証」とは、「肝」が弱った状態を言います。西洋医学の「肝臓」は小腸で吸収された糖分や脂肪分をエネルギーに変え貯蔵したり、体内の解毒作用等の働きがありますが、東洋医学の「肝」は少し違います。東洋医学の「肝」は発散や蔵血作用があり、「肝」=「血」とよ...
2017 01/14 10:35
娘が昨日からお腹が痛いと言っています。こう言う時、我が家ではハリ治療です。お腹を下し、ぐったりしているので、瀉法は行いません。治療は補法として、浅刺置鍼にて精気を養います。上腹部力なく、脈は右関上が虚しているので、「脾虚」にて治療。本治法は、「太白」「大陵」の土穴を使って、全体的な精気をUP。腹痛の対処療法として、四総穴の「足三里」。「...
2017 01/10 11:24
東洋療法研修試験財団が主催する生涯研修を修了致しました。東洋療法研修試験財団とは、厚生労働大臣の指定する登録機関です。国に代わって、鍼灸師の国家資格の発行・登録・管理を行っています。鍼灸師が生涯研修を必ず受けなければならないわけではありません。しかし、鍼灸の免許だけでなく、生涯研修を終了していると言うことは、車で言えば「ペーパードライバ...
2017 01/07 11:02
お正月、美味しいものをたくさん食べられましたか?食べ過ぎてお腹が重くなっていませんか?(笑)松の内の最後の日に当たる1月7日は「春の七草」。「人日の節句」という五節句のひとつです。「七草粥」を食べるご家庭も多いかと思います。古来、日本には雪の間から出た芽を摘む「若菜摘み」という風習がありました。また中国では、「人日の日」に七種類の野菜を...
2017 01/06 09:19
2日の日。万博の橋から眺めた風景です。新年を喜ぶかの様に、きれいな「虹」が見れました。思考は常にポジティブに・・。天に昇る幸運の虹。今年はラッキー!****************************************ご縁を頂いた皆さまを こころを込めて施術いたします。こじま富雄団地接骨院http://kojimatomio....
2017 01/04 11:17
皆さん、よいお正月を過ごされましたか?我が家は妻が作ってくれた「おせち」を食べて、家族で初詣に出掛けました。無病息災。今年も良い年であります様に・・。****************************************ご縁を頂いた皆さまを こころを込めて施術いたします。こじま富雄団地接骨院http://kojimatomio...